国民的長寿アニメ「サザエさん」ですが、ここまで長く続いていると様々な噂が流れるようになります。そしてウワサは都市伝説へと変化して、まことしやかに囁かれるようになるのです。
これだけの噂が存在しているのは、やはり注目されていることが理由だと言えるでしょう。それではどんな都市伝説があるのかをご紹介します。
サザエさんの都市伝説とは?
実はタラちゃんには妹がいた、サザエとカツオは異母兄弟だった、そして中には「じゃんけんに勝てる方法があるのでは?」というウワサがあります。
じゃんけんに勝つ方法とは?
勝つためのポイントは「煙突」です。エンディングの最後に家族みんなで煙突のある家に入っていくシーンがありますが、この煙突が必勝法の鍵だと言われています。
- 煙が丸いとサザエさんはグー
- 煙がうねっているとサザエさんはチョキ
- 煙が出ていない場合はサザエさんはパー
このような法則があるそうです。
しかし書いて早々早速ネタバレしますが、この通りにやっても勝てません(笑)実際は制作スタッフの気分によって決められていると言われています。どうやらツイッターから流れてきたデマだったようです。
実はタラちゃんには妹がいた?!
この噂は都市伝説ではなく、実際に原作者の長谷川町子さんによって描かれた「サザエさん一家の未来予想図」に登場します。この作品は「漫画読本」という雑誌に収録されていました。
サザエさんの第二子であり、外見はワカメとそっくりに描かれていて、マスオさんから「ヒトデ」と呼ばれています。設定は10年後なので、ワカメもカツオもタラちゃんも大きくなっています。
今のサザエさんの年齢が24歳(アニメでは)なので、34歳時点で子供が二人いたとしてもおかしくはないです。なので長谷川町子さんは、いずれタラちゃんに妹を作ってあげようと考えていたのかもしれませんね。
サザエとカツオは異母兄弟だった!?
サザエとカツオはアニメでは13歳ぐらいの年齢差があります。そしてサザエの年から考えると、波平とフネが出会う前に生まれていたのではないかという憶測が生まれ、実はサザエは波平の前妻の子でフネとは血の繋がりはないと言われるようになりました。
なのでサザエとカツオが異母兄弟だという都市伝説が生まれたのですね。しかしこれは後付設定から粗が出てきて、そこを憶測で考えた人たちが流したデマだと言えます。
実際に原作ではそのような設定はありませんし、波平は戦争へ行っていたことになっていますので、二人の年齢差が大きくなっている理由として妥当だとだと思います。
だからこの噂はただの都市伝説だと言えるでしょう。サザエさんはフネさんの実子です。
まとめ
サザエさんにじゃんけんで勝つための方法はありませんので、運で対抗するしかないでしょう(笑)そしてタラちゃんの妹は原作者が描いた未来予想図に登場しますが、アニメでは出てきていません。いつか出てきてくれたらと考えると楽しいですね。
長く続いている作品には後付設定が生まれることがありますので、とくに年齢的な問題はサザエさんだけに限らず他の作品でもあると言えます。
このように色々な都市伝説が生まれる背景にはデマだったり後付の設定だったりしますので、色々調べてみるともっと面白いことが見つかるかもしれませんね。